ミニフロート使用状況調査



水耕栽培を始めて、次々と栽培装置を増設するにつれて養液補給が大変となって来て、趣味なのか?労働なのか?判らなく正に水奴隷に落ち入てしまいました。
これは大変だ!と長年工場勤務で培った改善マインドに火が付きNETサーフィンの結果、見つけたのがミニフロートです。
最初入手したのは写真上部に付いている接続継手の無いフロートでした。苦労して4mmパイプを繫ぎ、自動水位調整器の製作に成功し、養液供給が大変楽になりました。
こんな良い物を水耕栽培愛好者の方に是非使って頂こうと思いましたが、パイプの接続に根気と技術が必要で、接続部不良の水漏れに苦労したので、紹介を止めていました。
暫く立って、偶然中国のネット販売サイトで同じ製品の接続カプラー付の物が販売されているのを発見しました。50個ロットの販売で、尚且つ初めての外国からの個人輸入と言う事で躊躇しましたが思い切って注文して無事入手しました。
使ってみると、今まで苦労した4mmチューブの接続が専用カプラーの効果で全く問題無く簡単に繋げましたので使用中の物をすべて交換して残りを水耕栽培愛好者に実費販売する事になりました。希望者が多く、追加輸入を繰り返して、現在53人の方に合計140個使って頂いています。
今回使って頂いている皆様にメールを差し上げ多くの方から返信を頂きました。
メールを差し上げた理由は、昨年夏に投稿した「ミニフロート内径を5mmに改造」する記事が実は改悪であり、暫く使用すると水漏れが発生する事が判ったのでこの記事を取り下げた事、改造済みで異常があったら代替品をお送りしたいという連絡をする為でした。

返信頂いた中では、幸い5mm改造済みは1名だけでした。今のところ問題無く作動している様なので今後異常発生時連絡頂く様お願いしています。

その他の方からはミニフロートが順調に活躍して水奴隷からの解放に貢献していると言う事を連絡頂き喜んでいます。
ただ、2件気になる情報を頂きましたのでその内容と対策を書きます。

①水道直結でパッキング部から水漏れ発生。

水道直結はミニフロートには過酷な条件です。トイレのタンクに使う止水弁のフロートは大きく且つレバーはダブルリンクで止水力を増幅した構造ですし、ダブルリンクで無いフロート式止水弁はテコの腕は長いです。
水位差を利用した使い方でお願いします。風太君は一カ所、水中ポンプに繫ぎ、タンクより1m高い所置いたミニフロートに繫いでいますが、水圧はわずかです。
又、水道直結の場合は植物栽培に有害な塩素の処理と、肥料濃度の管理が大変の様な気がします。出来れば養液タンクを使い、水位差の利用をお願いします。

②接続カプラーと本体の間のOリングの耐久性が悪く直ぐに切れる。

確かに、我が家で使っているミニフロートのOリングは切れているのが大半です。所が幸いな事に本体との接続ネジが細目ネジで固く閉まるので今の所、全くこの部分から水漏れが有りませんので切れたまま使っています。このまま販売を続けていきます。