水奴隷から解放される魔法の道具のご紹介


図は我が家の浮き根式水耕栽培装置の配管図です。
①45Lポリバケツはベランダの椅子の上に配置
②きゅうり栽培用3台はポリバケツから50cmした。ポリバケツ近辺に配置
③ゴーヤ、ミニカボチャ用はポリバケツから110cm下の高さ、ポリバケツから10Mほど離れている。
養液はポリバケツに補給する。夏場はこの装置全体で約30L/日消費している。毎日2~3Lの養液を各装置に補給するのは大変な作業で、まさに水奴隷です。
この水奴隷から解放される様風太くんが知恵を絞ったのが、ミニフロート式水位自動調整器です。
写真の右下約2Lのポリエチレン密閉ケースの中にミニフロートを組み込んだものがその秘密兵器です。
ポリバケツから4mmの黒色ポリエチレンパイプをミニフロートに接続。
ミニフロートタンクから浮き根式栽培装置(ラティスの外に見える)の底部側面に継手を介してパイプでつないでいます。
お分かりの通り理科の時間に習ったサイフォンの原理でフロートタンクと浮き根式栽培装置の水位は同じになります。ポリバケツからの水流がミニフロートが働き止まる高さに常に液面が一定に保たれる、優れものです。栽培装置の水位はこのミニフロートタンクの高さを調整すればOK。
このミニフロート式水位自動調整器を複数個使用すれば、異なる高さの栽培装置に同一水源から供給し、それどれ自動水位調整できます。電気配線不要、パイプにつなげるだけで水位調整はリアルタイム。アナログながらハイテックです。
夏場の昼、このフロートタンクを覗くと常に液面に波紋が広がっており、養液が補給されているのが判ります。夏場の養液の消費量はすごい、晴天時には30Lほど消費しますのでほぼ毎日1回ベランダのポリバケツ一杯分補給しています。